四柱推命は時代で変わる?台湾旅行で感じたこと

台湾の地下通路の占い師と占いを日本語訳するおじいちゃん

最近、四柱推命を見直してみた。
四柱推命って「生まれ持った才能の星(通変星🌟)」があって、足りない星は持っている友達や近い人に助けてもらえばいい、という考え方。
最初は「へぇ~そういうものか」くらいに思っていた。

でもよーく見てみると、「🌟財の星」と「🌟実行力の星が全くない💦生月中殺と生日中殺もあって「なんか大変そう」だいたい、字が怖い💦

🔮 四柱推命って何?

四柱推命は、中国で生まれた生年月日をもとにした占いです。
「年柱・月柱・日柱・時柱」という4つの柱を使って、持って生まれた才能や性質を読み解くもの。
4000年前から伝わる占いだけど、今の時代に合わせて「自分らしさ」を知るツールとしても面白い。
自分にどんな星があって、どんな星がないか。それが分かるだけで、見えてくる世界がある気がします

きっかけ

四柱推命に興味を持ったのは、台湾旅行がきっかけ。
台湾では占いが身近にあって、旅行に行くとだいたい四柱推命と手相、時々お米の上に絵を描くような「米粒占い」みたいなのまで。
どれも的中率がすごくて「なんでこんなに当たるんだろう?」と思いつつも、悪いことはあまり言われないから「まあいいか」と思っていた。
それでも「どんなふうに占いの結果を決めているのかな?」という疑問があって、数年前に少しだけ勉強してみたのが、四柱推命を深めるきっかけだった。

←台湾の米粒占

🗒️ 命式って何?

命式は、四柱推命で読み解く「人生の設計図」みたいなもの。
生まれた年・月・日・時間から導かれる表で、自分が持って生まれた星の配置を示します。
自分の「中心星」や、周りにある星を見ていくことで、得意なことや苦手なことのヒントがわかる。
占いというより、性格や運勢の地図みたいな感覚で読むと楽しいですよ!

🌟 四柱推命の「才能の星」=通変星って何?

四柱推命では、才能の星(通変星)が「5種類×2バージョン=合計10個」で構成されています。
それぞれの星には、得意なことや考え方の傾向が表れています。


自我の星(比肩・劫財)

  • 比肩(ひけん):自立心、マイペース
  • 劫財(ごうざい):人と関わりながら自分を活かす力

財の星(正財・偏財)

  • 正財(せいざい):コツコツ積み上げる力、家庭や仕事の安定
  • 偏財(へんざい):人脈や広い交友関係、柔軟な稼ぎ方

知性の星(印綬・偏印)

  • 印綬(いんじゅ):学び、知性、面倒見の良さ
  • 偏印(へんいん):直感や創造性、新しいアイデア

表現の星(食神・傷官)

  • 食神(しょくじん):楽しむ力、のびのびとした表現
  • 傷官(しょうかん):鋭い感性や批判精神

実行力の星(正官・偏官)

  • 正官(せいかん):責任感、社会的な信用
  • 偏官(へんかん):行動力、リーダーシップ

🌑 生月中殺・生日中殺とは?

四柱推命には「中殺(ちゅうさつ)」という特殊な配置があります。
これは生まれた年・月・日・時の星が「ちょっとズレている」ことで、周りと少し合わない感じや、物事がスムーズにいかない時期を示すもの。

生月中殺(せいげつちゅうさつ)

  • 月柱が示す「社会との関わり」や「職場・親兄弟との関係」にズレが出やすい。
  • 例えば「人と合わない感じ」や「社会に合わせるのが難しい」と感じることが多いかも。

生日中殺(せいにちちゅうさつ)

  • 自分自身(性格や心のあり方)に、どこか矛盾を感じる時がある。
  • 「本音と行動がズレてる気がする」など、内面の葛藤につながることも。

💡 ただし、これも「悪いもの」じゃなくて、自分らしさや新しい道を切り拓くきっかけになることが多い!
読み解き方や時代によって、意味の捉え方が変わるのも面白いポイントです😊✨

占とイイ感じで付き合おう

私の命式には生月中殺と生日中殺もあって「なんか大変そう」と思ったけど、別の占い師さんに「そんなの、身近な人を笑顔にすることに星の力を使えば、それでいい」と言われてスッと気が楽になったのも思い出した。

さらに面白いのは、四柱推命って4000年前の皇帝や権力者が好んだ占いだということ。
つまり「どの星がいいか悪いか」は、当時の権力者にとって都合のいい価値観だったんじゃないかって思う。
今の時代は個性の時代だから、昔「悪い」と言われていた星の組み合わせでも、今ならむしろ強みになるかもしれない。

例えば――

  • 財の星がない  → 社会に合わせず「自分の好きなこと」を貫ける強み
  • 実行力の星がない → 慎重でマイペース、集団に流されない個性
  • 食神(中心星) → 「楽しむこと」が自分らしさ。自由に動いていいよというサイン

「悪い星」なんて、今の時代にはない。
自分が感じるワクワクや楽しさを大切にしながら、足りない星は周りの人の力を借りればいい。
占いは「自分らしさを知るヒント」でいいんだなぁと思った。

台湾旅行で感じた「四柱推命って面白い!」というきっかけから、私は自分の命式を深く見てみた。
中心星は食神。年柱に印綬が二つ、月柱に劫財(自我の星)と食神(表現の星)、日柱に比肩、時柱に劫財と印綬。
財の星や実行力の星はないけれど、「知性」と「自我」、そして「楽しむこと(食神)」がぎゅっと詰まった命式。

どんな星も、良い悪いじゃなくて「自分らしさ」を表している。
そして、時代によってその星の強みも変わるのかもしれない。今は個性の時代。
だから私は、自分の星たちを使って楽しく生きようと思う。

台湾もまた行ってみたいな。占いだけじゃなく、街の空気やのびのびした雰囲気に触れに行く旅。
自分の中心星や周りの星に助けてもらいながら、持ってない星は持ってる人と支え合って、また前に進んでいこう。

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この記事を書いた人

旅と占いヲタク。趣味は旅行プランを考えること。新しい自分の発見のお手伝いをしています。

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