3月末の3連休。
「ちょっと遠くへ行きたい」と思い、名古屋からFDAで新潟へ向かった。

今回の旅は、公共交通機関と電動シェアサイクルを使ったアラカン女子ひとり旅。
イタリア軒に泊まり、古町、日本海、豪商の館、白山神社を巡りながら、“水の都・新潟”の歴史と空気を感じる2泊3日のスタートになった。
FDAで雪山を越えて新潟へ|空から見えた“水の都”
FDAに乗って新潟へ向かう。


雪山を越え、飛行機が下降し始めた頃、窓の下に川と工場の煙突が見えてきた。

「あ、新潟って水の都なんだな」
と思った。
あとから調べると、北前船で発達した港町で、明治初期には人口日本一だった時期もあるらしい。
なるほど、川と海と物流で栄えた街なのだ。
なんとなくヴェネチアっぽい雰囲気を感じたのも、そのせいかもしれない。
新潟駅から古町へ|川を越えると“昔の中心地”があった
空港からバスで新潟駅へ。
新潟駅はかなり近代的で新しく、「地方都市」というイメージより都会的だった。


そこからさらにバスで古町方面へ向かう。
乗車時間は10分ほど。
大きな川を越えて海側へ向かうと、空気が少し変わる。
古町は、かつての繁華街。
今も歴史ある建物や老舗が残っていて、新潟駅周辺とはまた違う雰囲気がある。
古町周辺には立派なお寺が驚くほど多かった
イタリア軒へ歩いて向かう途中、まず驚いたのがお寺の多さだった。
しかも、どれも立派。
あとから知ったのだけれど、新潟県は全国でもお寺が非常に多い地域らしい。
私は愛知県に住んでいるので、お寺自体は見慣れているはずなのだが、新潟のお寺はまた少し印象が違った。
とにかく、きれいに整備されている。

門や庭、建物の手入れにもお金がかかっているのが分かるし、どこか「北前船で栄えた港町の財力」を感じる風情がある。
今は人通りが少なく、静かな街並みに見える。
でも、その静けさの奥に、「かつてものすごく豊かだった街」の気配が残っているのだ。
新潟は、ただの“雪国”ではなかった。
古町バス停から徒歩5分|イタリア軒のステンドグラスが素敵だった
今回泊まったのは イタリア軒 。



ホテルに入ると、ステンドグラスがとても美しかった。
部屋もクラシックホテルらしい落ち着きがあり、大満足。
一方で、駅直結ホテルのような便利さではないので、荷物が多い人や徒歩移動メインの人は少し大変かもしれない。
でも、その“少し不便な立地”のおかげで、古町や海側エリアをじっくり歩けた気もする。
ホテル内にはイタリア軒の歴史がわかる小さな展示スペースもあるらしい。
今回は時間がなくて見られなかったので次回の宿題。
ちなみに、ガイドブックによく載っているアフタヌーンティーはかなり人気のようだ。
休日はふらっと入れる感じではなく、私が行った時も予約でいっぱいだった。
食べたい人は事前予約推奨。
寺町と商店街を歩く|水路の名残を感じる街
歩いていると、昔ここが水路の街だったことがなんとなく分かる。




かつての水路は埋め立てられ、今は商店街になっているらしい。
熊本より人通りは少なめで、シャッターが閉まっている店も多い。
でも、その中にぽつぽつと、若い人たちの感性が光る店が現れる。
おしゃれなチョコレート屋さん。
金平糖みたいな砂糖菓子のお店。
カフェ。
どれもセンスがいい。
「もっと人が歩いていたら、この街もっと面白いのにな」


と思った。


公共交通+電動シェアサイクルが新潟旅で大活躍
今回かなり便利だったのが電動シェアサイクル。
名古屋でも気になっていたけれど、新潟の街はこれと相性抜群だった。
ポート間で乗り捨てできるので、
- 古町
- 白山神社
- 海側
- 豪商の館
などを自由に移動できる。
しかも新潟は比較的平坦。
唯一きつかったのは日和山展望台周辺の坂くらい。
でも電動なので何とかなる。
アラカン女子ひとり旅でも十分使いやすかった。
白山神社で梅を見る|春の入口みたいな空気
白山神社 周辺には、おしゃれなお店もちらほら。
そして神社では梅がきれいに咲いていた。



桜の一週間前くらい。
まだ“春本番”ではない。
でも、その少し手前の空気が心地よかった。
おみくじの内容も、なんだか悪くなかった気がする。
ここが昔の船着場だったらしい。
水の都・新潟の歴史が、今も静かに残っている。
旧齋藤家別邸で知る、新潟豪商の豊かさ
その後は 旧齋藤家別邸 へ。


これが本当に素晴らしかった。


美しい日本庭園。
広い畳空間。
豪商の文化レベルの高さ。


北前船で栄えた新潟の豊かさを感じる。
こんな豪商の家が他にも点在しているらしい。
新潟、想像以上に文化都市だ。
日和山展望台から見た日本海が静かだった
そのまま自転車で海へ。




向かったのは 日和山展望台 周辺。


夕暮れの日本海は、とても静かだった。
防風林の松も見事。
江戸時代に植えられたものらしい。
釣り人たちは、防潮堤の先まで行っていたけれど、地元の人に「旅行者はあまり行かない方がいいよ」と止められた。
でも、上から海を見るだけでも十分きれい。
「いいところやなあ」
と、なんだかほっとした。
原信 南万代店が楽しすぎた|米どころ新潟の本気を見た
最後は地元スーパー探検。
橋を渡るのは正直ちょっと怖かった。
最近は歩道橋ですら少し怖く感じることがある。
でも好奇心が勝った。
向かったのは 原信 南万代店 。
ここが楽しかった。
米菓子が本当に多い。
おにぎりもおいしそう。
刺身も安い。
「米どころ新潟」の本気をスーパーで感じた。

結局、お菓子や調味料をいろいろ買い込み、1日目終了。
明日は、この街の歴史をもっとたどりながら、新潟で有名な占い師にも会いに行く予定だ。

コメント